歯茎下がり,歯茎がやせた方への歯茎の再生2(歯肉退縮の治療)
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治療前 -
治療後
患者様情報
- 年代
- 40代
- 性別
- 女性
- 症状
- 右上の前歯の歯茎がやせてしまった。このままどんどん下がってしまわないか不安。
- 治療期間
- 約6ヵ月、治療回数は10回(術後観察期間含む)
- 治療費用
- 8万円
この治療におけるのメリットとデメリット
メリット
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歯茎の厚みを増すことで、更なる歯肉退縮の予防ができる。
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硬くて厚みのある歯茎になることで、ブラッシングがしやすくなる。
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条件が良ければ、歯茎が下がって露出した歯根をカバーすることができる。
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根面がカバーされることで、根面う蝕や知覚過敏の抑制が期待できる。
デメリット
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適応症が限られる。
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外科処置のため、全身状態によっては行えないことがある。
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糖尿病患者や喫煙者などは治癒不全を起こすことがある。
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保険適応外の治療になる。
治療方法
患者さんご自身の上顎の内側(口蓋という部分)から結合組織の一部を採取し,形態を整えます。
歯茎が痩せた部位に結合組織をもぐりこませ,生着するように縫合します。
結合組織移植術(Connective Tissue Graft: CTG)と言います。