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JIADS総会に参加しました
こんにちは。菅井歯科医院 藤沢の長岡です。 今年は12月になっても暖かい日が続きますね。 さて、そんな12月2日、3日は鎌田先生と一緒に第30回JIADS総会に参加してきました。 JIADSは歯科治療向上のために幅広い研修コースを展開するスタディグループです。 私が歯周病のコースを受講し、サーティフィケイトをもらったのが2014年11月なので、もう所属して10年目に突入しました。 月日の流れは早いものです。 その後も国内外の研修で多くのことを学ばせて頂いております。 今大会では、イタリアのDr. Benfenati を始め、素晴らしい治療を行う先生方の講演を聞くことができました。 まだまだ学ぶことは多く、新しい目標を立てることができました。 全ては患者様にベストな治療を提供するために、真摯に学び続けたいと思います。
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定期検診はなぜ必要? とっても怖い栄養共生の話
こんにちは。藤沢駅から徒歩5分、菅井歯科医院 藤沢の長岡です。 突然ですが、みなさんはどのくらいの頻度で歯の定期検診を受けたらいいと思いますか? お口の状態などにもよりますが、 当院では3ヵ月に一度の定期検診を推奨しています。 なぜ3ヵ月なのでしょう。今日はその理由についてお話したいと思います 毎日セルフケアをしていても、完全にプラーク(歯垢)を取りきるのはとても難しいことです。 細菌の塊であるプラークですが、取り残されたプラークは時間が経つにつれて悪性度が高くなるという特徴があります。 少し詳しくご説明します。 初めにお口の中で増殖を始める歯周病原菌は重い歯周病を引き起こすようなものではありません。 しかし、そのまま時間が経過するとプラーク内に住み着く細菌の種類がどんどん増えていきます。 そして、プラーク内の細菌たちは時間をかけて栄養共生という関係を築いていきます。 栄養共生とは、単独では成長が難しい微生物でも2種類以上が一緒にいることで、互いに他者に必要な栄養物質を合成し、共存することです。 つまり、古くなったプラーク内では細菌同士がお互いを養い合い、協力して成長する関係ができあがります。 栄養共生が成立すると、プラーク内の細菌は種類の増加も増殖スピードも格段に早くなります。 これ、とっても怖くないですか? 住み着く細菌の種類が増えれば、初期には見られなかった重度の歯周炎を引き起こす細菌も検出されるようになってきます。 こうしてプラーク内の細菌は協力して時間と共に病原性を高めていくのです。 この目安が3カ月といわれています。 高まった病原性を下げるためにはプロフェッショナルケアでのプラークの徹底除去がとても有効です。 だから3カ月に一度の定期検診が重要なのです。 最近歯科医院に行っていないという方、もしかしたらお口の中では細菌たちが強大な王国を築きはじめているかもしれません プロフェッショナルケアでスッキリピカピカ、プラーク蓄積をリセットして健康なお口を維持しましょう
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日本国際歯科大会に参加しました
こんにちは。菅井歯科医院 藤沢の長岡です。 暑さが落ち着いてきて過ごしやすい日が増えましたね 去る9月29日~10月1日はパシフィコ横浜にて開催された第9回日本国際歯科大会2023に参加しました。 これは4年に一回開催される大きな学術大会で、今回はコロナ禍の影響もあり5年ぶりの開催となりました。 国内外の素晴らしい先生方の講演を聞くことができる貴重な機会でした。 すぐに臨床に取り入れられるものも多く、また新しい学びもありました。 私も歯周病学会認定専門医として、患者さまにより良い治療をできるように勉強を続けようとモチベーションが上がりました。 次の大会ではさらにレベルアップして挑めるよう、4年後の開催が今から楽しみです
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歯科検診でノーマスクの準備はいかがですか?
こんにちは。藤沢駅徒歩5分、菅井歯科医院 藤沢の長岡です。 湿度が高く、そろそろ梅雨入りしそうな気候ですね さて、最近は少しずつマスクを外す機会が増えてきた方も多いかと思います。 久しぶりに口元を出すのは緊張する、なんていう声も聞きます。 みなさんはお口で気になることはありませんか? 歯の色、口臭、歯茎の違和感、しみる、クリーニングをしたい… 気にはなっているけれど、なんとなくそのままにしていませんか? こんなことで歯科医院に行っていいの?と思っている方も多いようです。 そんな方にぜひおすすめしたいのが、歯科検診です 検診では必ず問診がありますので、そこで気になることを何でも聞いちゃいましょう 不調の原因が分かったり、いい解決法があるかもしれません。 お口全体の健康状態をチェックでき、クリーニングでスッキリ気持ちよくなって一石二鳥、いや三鳥です 楽しいイベントに向けて、歯科検診でノーマスクの準備をしましょう お口を気にせず思いっきり笑えるように、どんな些細なことでもご相談ください。