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白い被せ物のきわが黒くなっていませんか?
こんにちは。菅井歯科医院 藤沢の長岡です。 突然ですが、前に治した歯やその周りの色味が気になることはありませんか? 具体的には、白い被せ物のきわが黒く見える、とか、被せている歯茎が黒ずんでいる、といったことです。 この患者さんは、被せ物のきわの金属が黒く見えるこを気にして来院されました。 白くてきれいなセラミックスは、力に弱く割れやすいという欠点があります。 そのため、セラミックスの被せ物の内側には芯となる固い下地が必要です。 下地の上にセラミックスを盛り付けしています。 長い間、セラミックスの被せ物の下地に使える材料は金属だけでした。 複雑な加工ができ、成人で60kgといわれる噛む力に耐えられる材料だからです。 白い被せ物の内面が金属になっています。 一方で金属には欠点もあります。 金属は歯の色とかけ離れているため、どうしても被せ物のきわにフレームが黒っぽくのぞきやすいです。 また、常に湿っているお口の中では金属イオンが溶出し、歯茎に黒く沈着したり、体内に取り込まれてアレルギーを引き起こす原因になることもあります。 現在は、材料の開発が進み、金属のかわりにジルコニアという硬いセラミックスを下地に使えるようになりました。 左の白い部分がジルコニアの下地です。 右の金属の下地に比べて明るく見えます。 また、そもそも下地が必要のない、強度の強いセラミックスもつくられました。 これらの材料の登場により、メタルフリーの治療が行われるようになりました。 写真左:先ほどの被せ物を気にされていた患者さんです。 写真右:金属を使わないオールセラミックスクラウンで治療をしました。 歯茎の色まで明るくなっているのがわかります。 昔治療した歯がなんだか見栄えが悪くなったと感じる方、そのお悩みはメタルフリーの材料で改善するかもしれません。
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矯正治療のコースを受講しました
こんにちは。歯周病専門医がいる歯科医院、菅井歯科医院の長岡です。 10月9、10日の連休に、矯正治療のコースを受講してきました。 このコースは、広島大学名誉教授の丹根一夫先生に、講義と実習を通して矯正治療を学ぶものです。 矯正治療と言えば、歯並びの悪い人が、見た目を気にして治療するイメージが強いかもしれません。 しかし、それだけではなく歯並びが悪いと、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。 つまり、見た目の問題だけでなく、歯の寿命に大きく関わってくるんです。 実習は、矯正用の模型を使って行います。 実習の内容によって、手作業で模型の歯並びを作るそうです。 たとえば、出っ歯と受け口では歯並びが全く違いますもんね。 歯一本一本に装置を付けるのは、とても細かい作業です。 治療を進めると、少しずつ歯並びが動いていきますが、実際は何ヶ月もかけて進めていきます。 ちなみに、模型の歯がすべて銀歯なのは白い歯よりも材料費が安いためだそうですが、銀歯だと歯茎まで暗くみえてしまいますね。 やっぱり白い歯がいいな、と思いました。 コースのつづきは来月になるので、きれいな歯並びになるのが楽しみです。
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日本歯周病学会 認定医を取得しました
こんにちは。藤沢市の歯科医院、菅井歯科医院の長岡です。 10月6,7,8日は、新潟県で開催された第59回秋季日本歯周病学会学術大会に参加してきました。 学会では、講演を聞いたり、会員のポスター発表を見たり、企業ブースで最新の機材をチェックしたりと、新しい情報を得ることができます。 また、会員同士が久しぶりに顔を合わせる機会でもあるので、みなさんあちらこちらで近況についてお話していました。 今回の学会では、同僚の田中先生と一緒に歯周病学会 認定医試験を受けてきました。 結果は、二人とも合格し、晴れて日本歯周病学会 認定医になることができました! これもひとえに、ご指導いただいた理事長、院長をはじめ多くの先生方、そして自分を信じてくださった患者さんのお陰です。 これからも研鑽を積み、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供できるように心がけていきたいと思います。
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アメリカ歯周病学会に行ってきました
こんにちは。藤沢駅近くの歯医者,菅井歯科医院の奈良です。 9月10日から13日の4日間,サンディエゴで開催されたアメリカ歯周病学会(American Academy of Periodontology : AAP)に参加してきました。 また,例年その前日に行われます,International Society of Periodontal Plastic Surgeons Meeting という歯周形成外科の学会にも参加してきましたので,計5日間,講演を聴き続けてきました。 AAPは年次大会も今年で102回目(日本歯周病学会は今年は第59回)の歴史ある学会でる。新しい材料や治療法など,日本ではまだ知られていないものを知ることができるのが大きな魅力の一つです。 規模も日本の学会に比べると大きく,General session の行われるメイン会場の広さは圧巻でした。 講演の数も相当で,何を聞こうかとても悩ましいところでした。 印象的だったのはインプラント周囲炎といって,治療後に悪くなってしまったインプラントに関する講演が多かったことです。 今回の学会ではインプラント周囲炎が起きた後の対処法などを学ぶことができました。 歯周病で歯を失った人にインプラント治療をすることも,歯周病専門医の仕事のひとつですが,やはりインプラントも万能ではありません。トラブルが発生することもあります。 インプラントが失敗しないよう,悪くならないよう,適切なインプラント治療を行うことはとても大切なことだと思いました。 また,インプラントをしなくても済むように歯周病治療やその他の歯科治療を適切に行って,歯をできるだけ長持ちするよう努力することが最も大切なことなんだと,改めて感じました。 今回の旅のために診療は1週間お休みさせていただきました。 ご迷惑をおかけいたしましたが,みなさまのご協力のおかげと感謝しております。ありがとうございました。
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Dr. Steve Wallace のサイナスリフト研修
こんにちは。藤沢駅から徒歩5分、菅井歯科医院 藤沢の長岡です。 先週、二泊四日の弾丸スケジュールでアメリカはシアトルへ研修に行ってきました。 研修内容は、Dr. Steve Wallace によるサイナスリフトの講義と実習でした。 サイナスリフトとは、上顎洞というスペースを利用して、上顎の骨の厚みを増やす外科治療です。 この処置をすれば、上顎に十分な骨の厚みがない人でもインプラント治療を受けることができるようになります。 そしてDr. Steve Wallace は、サイナスリフトにおいて世界的に有名な先生です。 写真は右から、小野善弘先生、浦野智先生、私、Dr. Steve Wallace とてもいい経験になりました。 スケジュールはタイトでしたが、観光もすることができました。 シアトルは、カナダに近い海辺の街です。 以前イチロー選手が活躍していたシアトルマリナーズや、ボーイング社の工場があることでも有名ですね。 パイク・プレイス・マーケットという市場にいきました。 日々の食材やお花を買うような所で、ここにはスターバックスコーヒーの一号店があります。 限定品があるため、いつ通っても混んでいました。 そして、シーフードがとっても美味しかったです。 こちらは、テーブルに広げられたカニをハンマーで叩き割っていただくスタイルのレストランです。 カニは無言になって食べる、というイメージがありますが、こちらはハンマーでドンドンドン、ワイワイ、キャーキャーと、とても賑やかでした。 研修はとても有意義でしたし、少しだけでもシアトルを満喫でき、とてもリフレッシュできました。 学んだことをまた仕事に活かしていきたいと思います。 そして、今度はもっとゆっくり旅行に行きたいと思います!!